よく一般の保護者から頂くご相談があります。(1年次から通塾している塾生、その保護者からはありませ。)
そのご相談内容と、回答をご紹介します。
札幌南高校の数学の進度が早いと聞きますが、大丈夫でしょうか?
⇒ まったく大丈夫ではありません。悲鳴、嘆き、苦情しか聞きませんし、学校でも多くの生徒がその様子です。他には、諦めの姿勢という生徒も多いようです。
受験生になった時、更に悲劇だと気づくと思います。
大手予備校と迷っています。
⇒ かなり低レベルだと聞き続けています。
学校と一緒で、わかる・わからないに関わらず、ただただノートをとるためだけに行っていると聞きます。
入る前には「質問ができる」と言われ、実際入ったら「質問はできないに等しい」としか聞いたことがありません。
高校の先生から「それほど大学に入れない」「北大は難しい」と聞きました。イメージと異なり戸惑っています。
⇒ 学校の先生のおっしゃる通りです。正しいですね。北大なんかは一部であり、大半は無理です。札幌南高校から北大に入るのは、昔から数十人です。高校1学年は300人以上なので、普通は(母体の過半数は)は入れません。
子供の成績が学年200位前後の順位が多いですが、良い大学に入れますか?
⇒ 200位で良い大学に入れるとすると、その前にいる約200名の生徒は、さらに良い大学に入れることになりますが、現実はまったくそうなっていません。
また、100位の生徒と200位の生徒が同様に頑張ったら、永遠に上位の生徒には追い付けません。200位の生徒だけが勉強するというのは不合理ですから。成績上位の生徒の方が学習習慣があったり、同じ時間勉強したらたくさん学べたり練習できたりします。
高校生に塾は必要でしょうか?
⇒ 高校生にこそ、必要だと思いますし、その方が論理的だと思います。
実際現役高校生に(数学の)進度のスピードを聞くと、中学時代と比べ「50~100倍速い」と答えます。難度を聞くと「10倍」「数十倍」「100倍」などと答えます。その答えは正しいと思います。(スピード)×(難度)が難しいさになると思いますが、そうすると中学時代の数百倍難しいと言えるかも知れません。
義務教育レベル(高校生からするとかなりの低レベルです)を、万人相手にゆっくりやっている中学時代の成功と、高校レベルの成功は比較のしようもありません。それほどに難しいです。比較的に容易な中学時代の塾は(学習サポートは)なくても問題ないかも知れませんが、その数百倍難しい高校生には必要だと思います。
多くのご家庭で、お子様を信じるのは当然。また、学力上位の高校に受かったことも立派なことに相違ありません。がしかし、それが高校でまったく通じないシーンを見続けています。中学内容のレベルでも、失敗して沈んだ生徒が最後に成功することは少なく、浮上できないのが現実です。高校は中学以上です。
今も昔も、高校数学は、みんなが出来るものではなく、多くが苦戦するものです。そちらの方が多いのではないでしょうか。それを客観的に理解できる親御様が、高校生だからこそ導くことで良い結果につながるかと思います。
また、塾に通って、必要がないとなったら止めたらいいと思います。多くの子供は油断しかありません。油断こそ大敵だと思います。最後に、当塾の様々な生徒に真実の声を聴いて欲しいと思います。実際日々高校に通う真実の声を。
小さな塾で、本当に成績が上がるのでしょうか?
⇒ 成績が上がるかどうかは、規模の問題でも、知名度の問題でもないと思います。
日本中、お好きな塾の生徒と当塾の生徒を比べてもらいたいですね(*^-^*)
上位生でも、中間層でも、下位層の生徒でも、大丈夫です。
大手予備校でも、映像授業塾でも、塾に行っていない生徒でも楽勝で相手になります。
業界のプロとして、下位同士比べることを提案しますよ。通塾している生徒の上澄みだけの体験談をさも全員の成果のように見せてる多くの予備校・塾の下位の生徒の声を聴いてみて欲しいですね。当然、当塾の下位の生徒と比較して。