おしらせ
人は人、自分は自分。
2024/03/20
大人には、「人は人、自分は自分。」という分別が必要だと思っています。
環境、境遇、能力、、、DNAのすべてが、全員違うわけですから。
「〇〇高校に行ってた◇◇さん、△△大学に受かったんだって」
という話をよく聞く季節です(*^-^*) おめでたいことです。喜ばしいことです。
私も、これには祝意しかありません。
ということは、「〇〇高校に行けば、△△大学に合格できる」とは思いません。
じゃ、「◇◇さんが通っていた□□予備校もセットにすれば・・・」
これも、同じく、思いません。
Aさんが、とても野球が上手で、プロ野球でも活躍。その後大リーグに行って、また活躍。ということは、Aさんと同じ中学校の野球部に行けば、同じ結果が得られるに違いない。
とは思いませんし、きっと同じ環境にいた人たちがたくさんいて、でも結果Aさん同様になった人はほぼいないのでは？とさえ思います。
ちょっと極端に言うと、そういう人はそもそも性能が違うのでは？
同じ学校で、同じ指導者に当たっても、身長が190cm以上になるわけでもないし、同様の筋力が発達していて同じスピードの球が投げられるようになるとは思わないし。
仲良し３人組（BさんとCさんとDさん）が楽しくおしゃべりしながら下校中、雪解けで水たまりに遭遇。Bさんポン、Cさんポン、Dさんベチャ。２人は普通に飛び越えたけど、Dさんだけ汚れてしまいました。Dさんは、水たまりを越えた２人を見て、自分だけ水たまりにはまりたい、汚れたいと思ったのでしょうか。そんなことはありません（笑）Dさんだって、ポンと行きたかったのです。
３人仲良しなので、２人は笑いながら「Dちゃん、どうした！」「何やってるの！」と冗談ツッコミ。Dさんも、冗談だとわかっていますので、笑いながら会話を。
私が中学生の時、学校の音楽の時間に歌唱の試験があり、１人ずつ教壇に立って歌わされることがありました。「普通なだ」「上手いな」「〇〇くんと同じくらいだな」と自然と自分の中には感想が湧き、先生は１人歌うごとに「82点」「85点」・・・と得点を発表。そんな中「下手だな」と感じる友人がいて、先生も「68点」と。ここまで、80点未満がいなかったので、とても低得点がついたわけです。
その友人は、恥ずかしそうでしたし、きっとガッカリしたでしょうし、辛い出来事だったと思います。決して、恥ずかしい思いをしたいわけでもなく、下手に歌ったつもりではなかったと思います。
スポーツの世界でも、芸術の世界でも、こうしたことは日常で起こっています。
勉強の世界でも、高校数学の世界でも、当然あります。
失敗をしたいわけでもないし、下手になりたいわけでもない。
逆に、成功したい（また成功する）と思っているし、上手いに越したことはありません。
高校の勉強において、失敗したいと思って失敗し続けている人はあまりいないと思います。逆に、成功したいと思っていても、大半の人が成功していないのが現実だと思います。一般的には、「そうそう攻略できないのが、高校数学」なのだと思っています。望んでも、時に頑張っても「頑張れば何とかなる！とはならない」「本当に出来るようになるのが難しい」のが高校数学というのが現実ではないでしょうか。
私は、高校１年生のスタート「春期講習会」から当塾の生徒になってくれた生徒には、全員自慢できる成果を授けたいと強く強く思っています。この仕事始めた時から、ずーっと思い続けています。
そして、思っているだけでなく、かなり現実的に成し遂げてきていると思います。
＊そもそもヤル気がないとか、授業に来ないとか、ウソをつくとか、・・・それらは別です。常識的範囲で話を聞いて頂けると幸いです。
「プロサッカー選手になる！」と言って、毎日放課後ゲームに明け暮れてる人は、普通プロのサッカー選手にはなれませんよね。
